調律後もピアノの音が狂う原因|福岡・佐賀の調律は古川ピアノ
2023/01/19
福岡・佐賀全域でピアノの調律や修理を行っております、古川ピアノです。
・調律後もピアノの音が狂う原因
調律を定期的にしているのに音が早く狂ってしまう…
調律をしたばかりなのに音の響きに違和感が出てきた…
調律を受けた方の中には、ピアノを弾いていてそのように感じた方がいらっしゃると思います。
私のピアノの弾き方がおかしいのでしょうか?
との相談を受けることもありますが、その原因は何なのでしょうか?
考えられる原因は次のとおりです
・ピアノを置いている部屋の温度と湿度管理がうまくいっていない
これが最も多い事例で、お客様が全く気づかれていないことが多い、落とし穴のような原因です。
ピアノの管理には大きく分けて2つの柱があり、一つは定期的な調律とメンテナンスを受けてピアノの状態を良く保つこと。
もう一つは、お部屋の湿度を適正に管理してピアノにストレスを与えないようにすることです。
せっかく調律をしても、お部屋がカラカラ ジメジメ では、あっという間に狂うことがあります。
特に適正な湿度(理想は50-55%程度)を維持することで、過度な狂い方は予防できます。
・ピアノの状態に問題がある
ピアノの音程を保つ力が一定以上に落ちていると、調律をしてすぐに狂いやすくなります。
主に、弦を保持するチューニングピンの保持力低下、弦や響板や駒の不具合 が考えられます。
原因のある部品を取り替えることで解消できますが、特にアップライトピアノの場合は
買い換えに近い~同等の費用になることが多いため、実施される例は多くありません。
・調律のやり方に問題がある
これは私も常に肝に銘じながら取り組んでいる部分なのですが、
調律にはキレイな音色と音程を作る役割と併せて、音を長期的に維持させる役割もあります。
つまり、調律のやり方(チューニングピンの回し方 止め方)がまずいと音程が永く保たないという事です。
この技術を習得するにはある程度の年数と経験台数が必要なため、新人の頃に実現するのは難しいものです。
・演奏者の弾き方が強い または 強すぎる
ピアノを弾くタッチ(指の力)には、ある程度の適正な力があると思います。
その許容範囲を超える力で弾くと、通常よりも強い力でハンマーフェルトが弦を叩くため、
強い衝撃で叩かれ続けた弦は次第にズレが発生し、日に日に音程が狂っていくことになります。
また、弦が切れることが多くなるのもこの事例の特徴です。
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調律前の無料のお見積りも対応可能ですので、費用や直せるか心配な時は気軽にご依頼ください。
ピアノの移動料金はお電話かメールのみで算出可能です。※移動のみのご依頼はお受けいたしかねます
お客様のご要望やご予算に沿ったプランをご提案いたします。
ピアノの調律 修理 消音取付 移動+調律 など、
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